Hunger What?
大学生のハンガーストライキ。
時間決めて、お医者さんがいて、きちんと朝食はとれて、きちんと夕食もとれて、飲み物は自由で、「ハンガーストライキ」中はゲームしたり友達とおしゃべりしたり、マスコミの取材受けて。
素晴らしい。日本のゆとり教育はここに極まれり、ですね。
皮肉でもなんでもなく、純粋にそう思いますし、このような教育を是としてきた日本では至極まともな子どもたちの考え方でしょうね。
でも「ハンガーストライキ」という言葉は少し大げさかもしれませんね。「ハンガーストライキ」には自分の命を投げ出してまである物事に反対する、という死なれると困る地位にいる人物が自殺をちらつかせて反対意見を通そうとする意志が見れます。
この大学生にも家族がいるのだと思いますが、家族にとっては死なれては困る大事な人物です。だから家族にとってはこの「ハンガーストライキ」は非常につらいものであると評価します。ただ冒頭であげたような制限事項がある中ではこの抗議行動は有効な「ハンガーストライキ」としての成立要件を満たしていないので、ぜひ名称を変えていただきたいものです。
先人たちの「ハンガーストライキ」に対して失礼ですので。